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きいろいゾウ


絵本「きいろいゾウ」を縦糸に、ツマのモノローグとムコさんの日記を横糸にファンタジーな世界が紡がれ穏やかな時間が流れるが、終盤は一転して鈍い光が差し込み、ムコさんの背中の刺青の謎に迫る胸のざわつく展開に。


ツマの住む世界は梨木香歩の「家守綺譚」と同じで...

その「家守綺譚」を私に勧めてくださったのはshinさんで、理由をコメント欄にこう記されていました。

「花鳥風月を愛でるNaoさんの価値観と似てるなぁ、と思って。」

それに対して私は

「私は妙に冷めているところがある一方、確かに、植物に話しかけたり(心の中でですけど。笑)カラスの鳴き声に耳をすまして『どういう意味なんだろ』と真剣に考えたりしています(アヤシイ?笑)」


そうなんです。だからツマの不安感や孤独感がヒトゴトではなく、妙にシンパシーを抱いてしまい、心に*ポン*と何かを置いていかれた感じで。

(注:私はツマのような不思議ちゃんではございません。)

とても面白かったけれど、ただ、ムコさんの「秘密」は陳腐というか...薄っぺらくて、ドキドキしながら読んだだけに、ちょっと残念。


映画のキャスティングを知ってから読み始めたので、どうしてもムコさん=向井理、ツマ=宮あおいのイメージを払拭する事ができませんでした。まぁ二人とも好きな役者さんなのでヨシ!としましょう...

映画は2月2日公開です。


きいろいゾウ

ストーリー:周囲の生き物たちの声が聞こえる能力を持つ天真爛漫(らんまん)な妻の“ツマ”こと妻利愛子(宮崎あおい)と、背中に入れ墨のある売れない小説家・“ムコ”こと無辜歩(向井理)は、出会ってからたちまち結婚。二人とも互いに言えない秘密を抱えていたが、至って平穏な日常を送っていた。そんなある日、ムコに差出人不明の手紙が届いたことから、二人の関係にさざ波が立ち始め……。[シネマトゥデイ]







オフィシャル
 http://www.kiiroizou.com/


JUGEMテーマ:自分が読んだ本

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