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沈まぬ太陽
沈まぬ太陽
人気作家・山崎豊子による同名ベストセラー小説を、壮大なスケールで映画化した社会派ドラマ。日本が経済大国へと急成長した激動の時代を背景に、巨大企業に翻弄(ほんろう)されながらも自らの信念を貫く男の姿を描く。監督は『ホワイトアウト』の若松節朗、脚本を『陽はまた昇る』の西岡琢也が担当。組織と闘う主人公を演じた渡辺謙をはじめ、三浦友和、石坂浩二など実力派俳優がそろったキャスティングにも注目。(シネマトゥデイ

監督:若松節朗
製作総指揮:角川歴彦
原作:山崎豊子
出演:渡辺謙、三浦友和、松雪泰子、鈴木京香、石坂浩二、山田辰夫、香川照之、木村多江、清水美沙、鶴田真由、柏原崇、戸田恵梨香、大杉漣、西村雅彦、他
2009年/日本/3時間22分 (10分のインターミッションあり)

オフィシャル
 http://shizumanu-taiyo.jp/

『This Is It』を観に行こうと夫を誘ったところ、「マイケル・ジャクソンは1人で観に行って。」とあえなく却下され、『沈まぬ太陽』を観ることに。

3時間22分という長さでも飽きることはなかったものの、渡辺謙が初日舞台挨拶で号泣したほど苦難の道を乗り越え映画化された作品にしては.....




雑(画面の隅々まで神経、演出が行き届いていない)。「善人悪人」の描き方が古臭い。CGも安っぽい。正直言って期待外れでした。

【小説『沈まぬ太陽』には筋書きを面白くするため、あまりにも事実とはかけ離れた“再構築”がなされている】という下記資料を事前に読んでいたので、100%フィクションと思って観るつもりでしたが、「国民航空」という社名、マークも昔のJALのマークにそっくり、しかも「御巣鷹山」まで出てくるし、「100%フィクションと思って観る」なんて到底無理〜。

論談:小説『沈まぬ太陽』余話(日経新聞・高尾記者/2000年年6月5日)

山崎豊子氏の「沈まぬ太陽」がミリオンセラーとなり、大変な反響を呼んでいる。各新聞、雑誌の書評は「政官民の癒着構造を暴いた力作」といったものが多く、絶賛の嵐である。 長年運輸業界、とりわけ航空業界を担当してきた記者がこの本を読んだ第一印象は「こうして史実が曲げられていくのか。誠に恐ろしい」ということであった。

この小説には筋書きを面白くするため、あまりにも事実とはかけ離れた“再構築”がなされており、ペンの暴力の典型と言っても過言ではない。 以下、どこの部分が事実を曲げているかを検証したい。(続きはコチラ→



日航社内報で「沈まぬ太陽」批判 「客離れ誘発」法的手段も

映画で描かれている社内の報復人事や役員の不正経理、政治家・旧運輸省幹部らへの利益供与や贈賄について「こんな不正があるわけがない」と一刀両断。「国民航空」の名称やジャンボ機墜落事故の克明な描写から「『フィクション』と断っているが、日航や役員・社員を連想させ、日航と個人のイメージを傷つける」と反発している。

また、事故をめぐって「作り話を加えて映像化し、商業的利益を得ようとする行為は遺族への配慮に欠ける」と非難。さらに「しかるべき措置を講じることも検討している」と法的手段も辞さない姿勢を見せている。(2009年11月3日 / Business I.


見終わった後、夫が「JALに乗るのが嫌になったなぁ。」・・・やはり「客離れを誘発」していますね。


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コメント
私も見終わってJALに乗るのが嫌になった一人。

フィクションです・・・というテロップが出ても、あれはJALだと誰もが思うし、ニュースなどで会社の不祥事が取り上げられる以上に、感情移入している分、怖いね。
山崎豊子本は面白いけど、あくまで小説なのだと・・・と、心して読まないと、だわ。
2009/11/18 07:39 by Comari
▼Comariさん
>私も見終わってJALに乗るのが嫌になった一人。
やはり!
渡辺謙が初日舞台挨拶で号泣したことによって、ますますJALが悪者になった感が(笑)

今日のJALの状況を招いたのは、経営がメチャクチャだったから
という点には間違いがないのだろうけれど
恩地のモデルとなった実在の人物が、御巣鷹山墜落事故の際に
遺族に対応したという事実はないのに
あたかも矢面に立ち、遺族のために奔走したかように描いているのは
ルール違反なんじゃないかと.....

「ナイロビ駐在中に象を銃で撃ち殺し、象牙を誇らしげに飾っている」
そんな恩地さんに私はひどく違和感を感じてしまったの。
「象を銃で撃ち殺し、象牙を誇らしげに飾っている」
これがモデルとなった方の実像?なぁんて思ったりして(笑)
2009/11/18 11:55 by Nao
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