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TELEVISION/MARQUEE MOON
マーキー・ムーンマーキー・ムーン
テレヴィジョン
2006年2月(オリジナルは1977年)

テレヴィジョンの名盤『Marquee Moon』にボーナス・トラック5曲をプラス、リマスター音源でのリイシュー盤。ジャケット写真は鬼才ロバート・メイプルソープ(アメリカの写真家、パンクの女王パティ・スミスと交際していたことでも有名らしい)によるもの。CDショップで「21世紀の若者も絶対に聴くべき!」のポップにつられて購入。私は「21世紀の若者」ではございませんが(笑)。


TELEVISIONは全然聴いたことがないと思っていたのに、「マーキー・ムーン」は耳慣れた曲でした。リバティーンズを好きになるまでパンクは範疇外だった私でさえ「この曲知ってる〜」。・・・本当に有名なバンドだったのですね(!)。 30年も前にリリースされたアルバムとはいえ、なかなか新鮮でした。パンクってぺらぺらしたイメージだけれど、意外と厚みもあり、ちょっとフュージョンっぽい曲もあったりして。

70年代のニューヨークで異彩を放ったバンド、テレヴィジョン。その中心人物トム・ヴァーレインは、楽器を楽しむだけでなく、ヴェルレーヌやランボーを愛読する文学青年で、60年代後半ニューヨークに渡ってさまざまな職に就き、書店ではパティ・スミスと一緒に働いていた。そんな彼がいくつかの前身バンドを経て、テレヴィジョンを結成、ライヴハウスCBGB'Sなどを拠点に、ライヴ活動を開始する。その音楽は熱心なファンに広まり、彼らはパティ・スミスらとともに70年代中期〜後期のニューヨークのロック・シーンを形成し、のちにニューヨーク・パンクと呼ばれるようになる。バンドはトムの希望通りドアーズがいたエレクトラ・レコードと契約し、デビュー作を発表、ツイン・ギターの官能的なサウンド、知的な詩作などが絶賛されるが、2枚の作品を残してあっという間に解散。そんな伝説となった彼らの、後のロック・アーティストへの影響は計り知れない。(ワーナーミュージック・ジャパン)

(1992年突然の再結成、新作『テレヴィジョン』をCapitolよりリリース。2002年FUJI・ロック・フェスティバルに参戦、2003年9月単独公演と、期間限定で再々結成しているそうです。)

フロントマンのトム・ヴァーレインはいろいろと「こだわりの人」だったみたいですが、ヴァーレインはヴェルレーヌ(Verlaine)から名前をとって、Verlaineの英語読みでヴァーレインだとは今日初めて知りました。へぇ。

※ヴェルレーヌは19世紀のフランスの詩人で、

秋の日のヴィオロンの / ためいきの身にしみて / ひたぶるにうら悲し。
(『落葉』上田敏・訳)

巷に雨の降るごとく / わが心にも涙ふる / かくも心に滲み入る / このかなしみは何ならん?
(『巷に雨の降るごとく』堀口大學・訳)

の詩でも有名ですが、レオナルド・ディカプリオ主演『太陽と月に背いて』でディカプリオ演じるアルチュール・ランボーに溺れた、あのヴェルレーヌです。
太陽と月に背いて(1995) - goo 映画

♪Television - Foxhole (live 1978)


◎レーベルサイト
 http://wmg.jp/artist/television/index.html


TELEVISION

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コメント
こんにちは。
このアルバムは今までの人生の中でのBEST10に入るほど好きな曲です。4者の楽器の絡みに興奮とため息です!
1992年の来日公演は見に行きました!個人的にはイマイチでしたけど・・・。疲れていたせいもあって眠ってしまって。唯一途中で眠ってしまったライブです(苦笑)。一瞬ですけどね(苦笑)。
2007/01/18 01:18 by kid d
kid dさん、こんにちは。
なんだかお久しぶりですよね。お元気でしたか?

>1992年の来日公演は見に行きました!
スゴイ。
kid dさんは、名盤といわれているものは殆ど制覇しているって感じですね〜。でも途中で眠ってしまったって・・・(笑)座席指定だったのですか?

コレ、30年も昔のアルバムとはとても思えませんね。CDショップの「21世紀の若者も絶対聴くべき」というポップは正しい(笑)。TELEVISIONは日本のバンドにも多大な影響を与えているなぁと感じました。

今年はちょっと昔のCDも聴いてみようと思っています。オススメがあったらぜひ教えてくださいね!
2007/01/18 11:58 by Nao
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