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BRITISH SEA POWER
ディクライン・オブ・ブリティッシュ・シー・パワー
THE DECLINE of BRITISH SEA POWER

2000年に結成されブライトンで活動する5人組(うち二人は兄弟)。彼らは天才?

「最初はみんな、このバンドのことを『これはひどい』と思ったらしいんだけどね。つまり、このバンドに恐怖感をいだいたんだろう。実は天才なのにね。」と話すジェフ(彼らの所属するラフ・トレード・レコードの社長ジェフ・トラヴィス)。それを聞いて、ちょっと笑ってしまった。なぜなら確かに人間は、その人の許容量を超えた才能を目にしたとき、確かに恐怖を感じるから。人に恐怖感を抱かせるバンドって、笑ってしまうほどすごくないか?(ライナーノーツより)

私もCool Britanniaにブリティッシュ・シー・パワーのパフォーマンスが収録されているにもかかわらず、そのあまりの奇異な姿(笑)に飛ばしてしまい、彼らを認識していなかった。PULPくらいの古い人たちかと思ったし。

ところが今年のフジロックに出演したときのインタビューを見るとその壊れ具合がなんとも面白く、しかも"Remenber Me"がすごく良くて、アルバム購入。

壊れている〜って感じの#2と#3に続いて#4 Something Wicked ではストンと打って変わり囁くように歌って聴かせ、#5 Remnber Me は名曲、#8のCarrion#9 Blackout も心に沁みる。#10 Lately は壮大(ただしリリックは壊れている?)。

歌詞はまるで19世紀末の詩人のよう。クレイジーなのにレイ・ブラッドベリーの著書のタイトルを使ったりロシアの文豪フィオドアが出てきたり。なんて不思議な人たちなの!

「ブリティッシュ・シー・パワーというのは、イギリスの海軍の総称なんだ。歴史的な意味が強い。植民地主義を感じさせる響きがあるしね。それが僕たち好きじゃないんだ。僕らの国には良からぬ歴史があるってことを指摘しているんだよ。ていうか、そこに新しい意味や、もっと重要な意味を加えようとしているんだ。歴史的な良からぬ意味に加え、よりマジカルでヒロイックな側面をね」ノーブル(G)

今ではオアシスという名詞が「楽園」を意味するのではなく「眉毛兄弟」(とライナーノーツに書いてあった、)を示すように、ブリティッシュ・シー・パワーが「イギリス海軍」ではなく「=彼ら」になったとき、新しい価値観が定着したということになるのだろう。

色彩のセンスが良いジャケットデザインもミュージック・ビデオもメンバーの手によるものだそう。とにかくヘンテコなバンド。
公式サイト>>
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