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HER SPACE HOLIDAY@金沢AZホール
HER SPACE HOLIDAY

Rallye Label presents『Rallye Cloak』
■Guest Live : HER SPACE HOLIDAY (From Us) / the American Analog Set (From us) / STRAUSS (From Kyoto)
■ PLACE / AZ-HALL KANAZAWA
■ DATE / 2005年10月7日(金)

まさかHER SPACE HOLIDAYを金沢で見られるとは・・・。HER SPACE HOLIDAYのCDを買って、帯にかかれている来日ツアーの日程を見た時は驚きましたよ。「えーっ!なぜ金沢?」
どうして唐突に金沢?と思ったら、金沢のレーベル・RallyeさんがHER SPACE HOLIDAYと縁があるそうで、昨年に引き続きの金沢ライブとのこと。(『MANIC EXPRESSIVE』のライナーもRallyeさんによるもの。)Rallyeさんに感謝です。

考えてみれば、HER SPACE HOLIDAY、今年のサマソニではHMVダンステントでのパフォーマンスですものね。NEWアルバムの中の1曲がrockin'onの付録CDに収録されたり「クッキーシーン」ではカヴァを飾ったり、この1ヶ月の間に日本での評価が激変し、マーク本人も驚いているかもしれません。

AZホールはスタンディングで収容人数350人ということだけれど、本当に350も入るの??というくらい狭いです。(HER SPACE HOLIDAYの時には150人弱くらい入っていたかな。)


7時半OPENで8時START、私が会場入りした時、ステージ上ではシュトラウス本人たちがセッティングしていました。

■シュトラウス / STRAUSS
京都在住のメロディーメイカー、ハシモト・タツキのソロ・ユニット。SWINGSET名義にて唯一のアルバムにして名作『FLAG』を残し、その活動を休止。以降はSECOND ROYALよりリリースされたHALFBYのデビュー・ミニ・アルバム「HALF WORKS」及び同レーベルにおける殆どの作品、ESCALATOR RECORDSよりリリースされたHARVARDのデビューアルバム「LESSON」などのプロデューサー/エンジニアとして活躍。リミキサーとしてもRIVIERAやCOCOSUMAなどのREMIXも手掛ける。そして今年、満を持してソロ・ユニットSTRAUSSとしてのキャリアを本格的に始動。待望のデビュー・アルバム『music from milkvetch』が現在大ヒット&ロングセラーを続ける一方、本広克行監督(「踊る大走査線 THE MOVIE」、「交渉人 真下正義」等)の最新作「サマータイムマシーン・ブルース」のサウンド・トラックを高橋孝博氏(HALFBY)と共に担当するなど、その活動の場を広げている。

サマータイムマシーン・ブルース」のゲキバンを担当したシュトラウス、スクリーンを使って視覚的にも面白かったです。プログラミングしたものにハシモトさんのエレアコ、そしてベース、キーボードの3人編成。ハシモトさんのVoもなかなかGOOD。ただ、金沢のオーディエンスは・・・暗い。ハシモトさんが「お酒の出ないホールでやるのは初めてだ」と言っていましたが、アルコールが入っていないのも理由の一つ?拍手が少なくて、気の毒でした。でもきっとSTRAUSSはこれからもっとメジャーな存在になっていくことでしょうね。京都から車で金沢入りしたそうで、

「CDを売っているので、気に入ってくれたら買ってください。帰りの高速代にします(笑)」

気に入ったから、買いましたよ。

MUSIC FROM MILKVETCH
MUSIC FROM MILKVETCH
STRAUSS 2005年5月
エンハンスド仕様:Thunder HeadのPV収録

STRAUSS公式サイト:http://www.milkvetch.jp/top.html


■ アメリカン・アナログ・セット / THE AMERICAN ANALOG SET

テキサス州オースティンの熟練ポップ・バンド。アンドリュー・ケニー(通称ケン)を中心に、元々、ダラスで活動していたエレクトロニック・カンパニーの元メンバーたちによって結成。『The Fun Of Watching Fireworks』、『From Our Living Room to Yours』と順調にリリースを重ねる。2001年に『Know By Heart』、2003年には『Promise Of Love』をリリース。またケンは、昨年、デス・キャブ・フォー・キューティーのベン・ギバートとスプリットEP「Home」を発表したり(今年、独モー・ミュージックから再発)、モー・ミュージック所属のポップ・エレクトロニカ・アーティスト、スタイロフォームのアルバムにヴォーカルで参加するなど、精力的に課外活動をこなし、その世界をさらに広げ続けている中、待望の最新作『SET FREE』が今年リリース。ポストロック〜スロウコアへの接近も見せながらも、熱心なリスナーからの信頼があついそのスタイルは不変。この新作でも“アメリカン・アナログ・セットらしさ”から外れることなく、ソングライティングやアンサンブルをより洗練させることで素晴らしい傑作に仕上げてくれている。

デビューは95年なので、勝手にデスキャブみたいなおっさん(失礼。)を想像していましたが、青年っぽい人たちでした。

THE AMERICAN ANALOG SET

ウィスパーヴォイスとリズムが心地よく、ほんのりUKの香りもすると思ったら、TEENAGE FANCLUBやSTONE ROSESなど90年代前半のUK音楽をよく聴いていたそう。ベースがTV ON THE RADIOみたいにずっと後ろを向いたまま演奏していて、可笑しかったです。ラスト近くなって、Voのケンことアンドリュー・ケニーが

「次の曲は友だちにも参加してもらって・・・」

すると袖から元気よくHER SPECE HOLIDAYのマークと、鹿?のお面をつけたベーシストが飛び出してきて、ジョイント!盛り上がりましたよ。

「ん?ミントの香りがする?」と思ったら・・・マークがガムを噛みながら歌っています。なんとマークのガムの香りだったのですね。これ、本当!そのくらい、アズホールは小さいのであります。セットチェンジでマークが自らパソコンのコードを繋いだり、キーボードを置く折りたたみの足を組み立てたりしいる時もガムをくちゃくちゃしていて、ホールにミントの香りが漂っていました。(私の臭覚、すごいでしょう?)

試聴できます。♪COOL KIDS KEEP→ (Windows Media Player)

セット・フリー
セット・フリー
アメリカン・アナログ・セット
2005年7月

レーベルサイト:http://www.andrecords.jp/artists/analogset.html
公式サイト:http://www.amanset.com/


■ハー・スペース・ホリデイ / Her Space Holiday

サンフランシスコをベースに、Marc Bianchiが、1996年からスタートさせたソロ・ユニット。2001年にリリースされた4thアルバム『Manic Expressive』では彼の最大の特徴である夢見心地なメロディーはそのままに、オーケストレーションやエレクトロニカ・テイストを大胆に導入したサウンドは、ベッドルームを抜け出し、レディオヘッドやビョークにも通じる壮大な世界観を獲得することに成功、絶賛を浴びる。2004年、5thアルバム『the young machines』が日本でリリースされるや、外資系ショップを中心に話題となり、タワーレコード渋谷の週間総合チャートにもランクインを果たし、CRJ-TOKYOのチャートでは堂々1位を獲得、MTV JAPANではパワープレイとなるなど、注目が高まる中、2004年6月、遂に初来日ツアーが実現。そして今年9月に待望のNEWアルバム『』をリリース。リリース前から各方面で既に大絶賛を浴び、「クッキーシーン」では見事表紙を飾り、「ロッキン・オン」では4ページに渡りインタビューが掲載されるなど異例とも言える高い評価と注目を集める。

THE AMERICAN ANALOG SETの時既に登場しているし、セッティングもマークが自分でごそごそやっていたとはいえ、さすがにおとなしい金沢のオーディエンスもHER SPACE HOLIDAYのライヴがスタートすると、わっと沸いて、弾んでしました。ドラムはパンダのお面・・・すぐに外していましたが。(ベースの人はアンコール前までずっとお面装着のまま。)

マークは、写真よりいっそう華奢な感じで、ジーンズに紺色のセーター、その下には白いシャツをくしゅくしゅと着崩しています。一見WEEZERのリヴァースみたいな真面目なメガネ君ですが、袖を肘の上まで捲し上げ、腕のタトゥを得意げに見せていました。

マークは歌ってタンバリンを叩いてギターを弾いてパソコンを操作して缶ビールを飲んで、と大忙し。プログラミングしたものに生のドラム、ベース、ギターが加わり、CDの印象よりずっとパワフル、圧倒されました〜。THE PAST PRESENTS THE FUTUREしか聴いていないので知らない曲も多かったけれど、最初から最後まで引き込まれっぱなし。アンコール前のラストにやった"GREAT PARADE"(Here Comes The Sunをパロディっている曲)に感動・・・。

1度目のアンコールでマークたちが袖に引っ込んだら、客電もつかないのに、みんなアンコールの拍手をやめてしまうのですよ。あり得ない・・・でも私一人で拍手する元気もない・・・。心配していたら、袖から恐らくマークだと思うけれど「ヒャオ〜ッ」と拍手を促す叫び声(笑)。(こういう場合、スタッフがサクラになって拍手を続ければいいのに!)

その叫び声に喚起され、笑い声と共にアンコールの拍手が大きくなり、再びメンバー登場・・・。「もう1曲あるからね」とマーク・・・。最後まで盛り上がりには欠けたけれど(ごめんね、マーク)、オーディエンスはみんな、魅了されているようではありました。

ザ・パスト・プレゼンツ・ザ・フューチャー
THE PAST PRESENTS THE FUTURE
HER SPACE HOLIDAY
★→

参考:RALLYE / http://www.rallye-kanazawa.com/


終了したのは、11時頃。久しぶりに一人ぼっちのライヴでしたが、充実した幸せな夜でした。

実は、夫も一緒に行く予定だったのです。でも出張と重なり、私は内心、ほっ。だって、ダンナとは音楽の趣味が全然違うので、以前一緒に行って懲りたことがあるからねー。しかし昨夜のような状況だったら、地元の責任?を感じて、一人で盛り上げてくれたかもしれません。でも・・・やっぱり目立って恥ずかしかったかな(笑)。

********

最近よく一緒にギグ参戦するS君は、5日のMaximo Park@恵比寿リキッドルームへ。S君は特にマキシモが大好きということではなかったのに一発でファンになってしまうくらい、パワーがあったそうです。メロディも良かったし、本人たちも楽しそうで、ブレザーを着て演劇みたいな動きをするからイギリスのホームドラマを見ているようだったとのこと。「キーボードの動きが可笑しかったでしょう?」と訊くと「すごい目つきでラジオ体操みたいなことするから、折角の美形が台無しだったよ」
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コメント
 わ〜、金沢のライブ行かれたんですね。
しかもそんなに狭いライブハウスで見れたなんて。さすがNaoさん匂いフェチですね。ミントの匂いかあ(ニヤリ)
 うちも、旦那と音楽の趣味が違うので一緒にライブを楽しむってほとんどできません。だからこうやってネットで気の合う音楽仲間を見つけて楽しんでます(笑)
2005/10/09 21:24 by TOMORA
そう、やっぱり私は匂いフェチだな、と思いました(笑)
なんかね、この1ヶ月でぐっとHER SPACE HOLIDAYに引き寄せられてしまった感じです。ついこの前、TOMORAさんに「HSHって誰?」と訊いていたのにね(笑)。感謝感謝。こっちのタワレコではさすがに一番目立つところにHSHの特設コーナーができていました。

TOMORAさんちもそうなんですね。。。心からライヴを楽しめる人と一緒に行かないと、つまんないんですよねぇ。変に気を遣ってしまって。
2005/10/10 01:11 by Nao
はじめまして名古屋よりBTです。他の地域のLiveが気になっていまして こちらへたどり着きました。私も一人だったのですがすごく良かったです。名古屋は他の地域より早く終わったようです。。お客のノリもいまいち?来年又来るらしいので楽しみです。ではまた遊びにきます。
2005/10/12 00:45 by BT
BTさん、はじめまして。TB&コメントありがとうございます。
HSH、良かったですよね〜。
>お客のノリもいまいち?
名古屋もそうでしたか・・・。こっちもあまり盛り上がらなくて
私はカラダがウズウズしていました(笑)。一人じゃ踊れないですよね;;
東京のノリで聴くともっと楽しかっただろうな、と思ったけれど
あんな狭いハコで聴けたのは、本当にラッキーかも。
来年もまた来てくれるのですね?楽しみです。
これからもどうぞよろしく。私も遊びに伺います。
2005/10/12 13:05 by Nao
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2005/11/06 21:14
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2005/10/12 00:41
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2005/10/09 19:57
もう、全くもって行けるとは思ってなかったHer Space Holidayの Liveに昨日、行くことができました!はああ。まだ夢見心地です。 平日のLIVEは基本的に諦め。でもHer Space Holidayは行けたら行きたい! とスケジュールをチェックしたつもり
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